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合成洗剤のpHを一段階下げるには一万倍の水で希釈、または酸性の中和剤が必要になります。
特に工場や大規模なビルでは排水のpHは9以下にする必要があります。
スーパープロクリーンの原液のpHは10.6ですが、
洗浄後回収した汚水のpHは生分解に伴い下降し中性になっていきます。
右図のデータにありますように数時間で生分解が進み、洗浄液は中性に近づいていきます。
一般に排水の際は1000倍以上に希釈されるので上のデータを参考にすることができます。
資料を試験管に10mlとり、流動パラフィンを5ml入れる。
試験管に栓をして上下に30回降ってから静置し、24時間後の乳化層の体積比を測定する。
乳化力(%)=乳化された部分の体積÷始めの流動パラフィンの体積×100
右の図に示されているとおりスーパープロクリーンは他製品に比べ乳化力に優れ、汚れを洗浄液に乳化し、
その汚れを再汚染させない,強い洗浄力を有しています。
資料を試験管に10ml採り、これにカーボンブラックを20ml入れ、
試験管に栓をして上下に30回降ってから静置し、
直後、5分、30分、60分、120分後のカーボンブラックの分散状態を判定する。
この試験は汚れの分散性の優劣を計るもので、分散性が高いほど、洗浄液が汚れを分散させ、
沈殿させない強い洗浄力があることを示します。
右の写真にあるとおりスーパープロクリーンは2時間後でもカーボンブラック分散性が高いことが分かります。
次に示す表は50倍希釈液、200倍希釈液のカーボン分散性が時間と共にどのように変化するかを示しています。
スーパープロクリーンは高希釈での使用に際しても汚れの保持性が高く、高い洗浄効果を期待できます。
また、起泡試験、消泡試験においてもスーパープロクリーンは洗浄時に泡立ちがいくらかあり、
その後の消泡性が高いことが実証されています。